ベランダ野菜大葉としその違い
比較的虫が付きにくく育てやすいのでベランダで大葉を栽培している方も多いと思います。
ご存じの方も多いと思いますが大葉という名前は俗称で青じそというのが本名です。
この「しそ」について今回は書きたいと思います。
大葉としそと呼び分けられている由来など
しその種類
食用に使われるしその中にはいくつか品種があって代表的な物が青じそ=大葉と赤ジソがあります。青じそは主に生食に使われることが多く、赤ジソは梅干しや紅ショウガを漬けるときに使われることが多いです。
実は韓国で漬け物や生食によく使われるエゴマはずっとしそとは違う種類の植物だと思われていましたが、最近の遺伝子研究でしその品種だと言うことが分かっています。
しその特徴
しその特徴はあの独特香りにあります。あの香りの元はペリラアルデヒドと言われる物質です。この香りがあまり好きではない方もいらっしゃるかも知れませんが、この香りのおかげで虫が寄りつきにくくなります。
しかし実際しそを育てると葉に虫食いの穴が開きます。
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なせでしょうか??
実はハスモンヨトウという蛾の一種の幼虫がしその葉を好んで食べるらしいです。また他の虫が寄りつきにくいので好都合と言うことなのでしょう。
「たで食う虫も好きずき」と言う言葉がありますがこういうことなのでしょうか?
また、このペリラアルデヒドは殺菌作用が強いので、刺身のつまにされると言う話も聞いたことがあります。色々関わった特徴を持った野菜ですね。
しその料理
韓国の漬け物に、エゴマの葉を醤油やごま油、唐辛子、ニンニクなどで漬けた物があります。
ある韓国料理店で食べさせてもらってすごく美味しかったので
まねて作ってみたことがありますが作り方が悪かったのか、少しえぐみが残って失敗作になってしましました。
もしかして大葉で作ってみたらと思って挑戦したら実に美味しく出来ました。
同じ種類の野菜だと当時は知らなかったのですが、今考えてみれば似たような味になって当然だったのかも知れません。
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さいごに
色々代わった特徴を持ったしそですが、ベランダ野菜として手作りされるとまた色々と発見があるかも知れません。是非一度お試し下さい。